ターナーの街を走る
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名声を得た画家の作品は世界中に点在してしまっていることが珍しくありません。そのため、絵画を直接見たいと思えば、各国を飛び回るしかない場合もあります。しかし、ターナーの場合には多くの作品がロンドンに集中しているため、一つの街を訪れれば済みます。
ロンドンの中でも、ターナーの作品を数多く所蔵しているのがテート・ブリテンとナショナル・ギャラリーです。この2つの美術館は近くにはありませんので、地下鉄を利用すると移動に便利です。それぞれ、半日もあればゆっくり見て回れます。
ちなみに、ナショナル・ギャラリーはピカデリー・サーカスと並んでロンドンの中心地とされているトラファルガー広場の正面に位置しています。他の観光スポットに足を運ぶ際にも中継地として通過することが多い場所であるため、数回に分けて絵画を楽しんでもよいかもしれません。
ナショナル・ギャラリーにはターナーだけではなく、そうそうたる画家の名作が揃っています。たとえば、レオナルド・ダ・ヴィンチの岩窟の聖母やボッティチェリのヴィーナスとマルス、ルーベンスのパリスの審判、ゴッホのひまわり、モネの睡蓮、ミケランジェロのキリストの埋葬といった具合です。
ちなみに、ロンドンは多くの公園がある街でもあり、ジョギングに適しています。大都会である一方で、多くの自然が残されている町を走るのは、長距離走の選手ではなくても爽快な気持ちになれます。絵画鑑賞で心を満たしたら、いい汗を流して体も軽くしてみてはいかがでしょうか。
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